ずいぶんお久しぶりの投稿となってしまいました。Xには書いたのですが昨年秋頃から年末にかけて会社で驚愕するような事件が発生し、本当に大変な思いをしました。今年前半にはわたしのプロデュースで国内外の有名企業とコラボをたくさん企画していたのに全てキャンセル、大迷惑をおかけすることになってしまいました。あまり書くとわかってしまう可能性がありますのでここまでにしておきます。
プレゼンテーション動画より書き起こし
ルミナー・テクノロジーズのCEOオースティン・ラッセルが登壇したプレゼンテーション動画はこちらです。
例によってかなり長くなりますので相当端折って書いていきましょう。
オースティン・ラッセル：
現在、世界中で年間5000万件以上もの車両事故が発生し、毎年130万人の命が交通事故により失われています。関連するデータを調べますと、わたしたちのうち約100人に1人がある時点で車両事故の結果として命を落とすということになります。これは本当に身近な問題であり、言ってみればこの観客の中にも統計的には車両事故の結果として悲劇的な結末を迎えることになる人が1人か2人いるということです。これは完全に予防可能な問題であり、当然ながら対処していく必要がある問題です。
しかし、現行のシステムは事故を防ぐのに十分役立っているとは言えません。実際のところ、最も先進的と言われている現在のカメラやレーダーに基づくデータシステムでさえ、ほとんどの車両関連の衝突に対処することができていないのです。もちろん、状況は改善されていますが、真の解決へと至る道は非常に、非常に長いです。
歩行者検知とAEB（自動緊急ブレーキ）の例を挙げてみましょう。これに関連するデータとして、70%ものケースで前方に人がいても正常な検知と安全な停止ができなかったとされています。
非常に単純な状況でさえ、確実に検知して安全に停止するということができなかった事例があまりにも多いのです。そして、運転支援の様々な技術が進歩しているにも関わらず、年間の死亡数は依然上昇し続けています。
これは非常に重大な問題ではありますが、現実的に解決可能な問題です。人々の命を救うというだけでなく、経済的な影響も見逃せません。NSC（国家安全保障会議）の持つデータによると、車両の衝突や事故、死亡によって、年間約1.3兆ドルという巨額の経済的損失がもたらされているのです。
1.3兆ドルという数字には広範囲にわたる影響、すなわち医療費や、実際に得られたはずの収入の損失、車両自体の損傷、保険費用など、関連するすべてが含まれており、実にアメリカのGDPの5%に達するほどクレイジーな額の損失なのです。そして最終的にはすべて保険のコストに転嫁されるわけですが、それについては少し後で詳しく触れることにしましょう。
問題は、この状況を解決する方法について提案された解決策のほとんどが、完全な自動運転となるロボタクシーを採用する方法に焦点を当てており、これにより運転手を完全に排除することで道路上の車両を安全にすることを試みています。実際にその手段がどのように進んでいるかをいろいろ見てきましたが、特にうまくいっているとは言えません。
ここには非常に異なる2つのアプローチがあるのです。1つは、数兆ドルの市場を持つ既存の自動車製造業界を活用して車を安全にするためにドライバーを強化する方法ですね。もう1つは、完全にドライバーを人間からシステムに取り替えようとするもので、これについては長期的に考えると素晴らしい未来があるとは思うのですが、近い将来に何を成し遂げられるか、という話になるとまた違った話になるでしょう。
ということで少々長くなってきましたのでこのあたりで前半部分を締めくくりたいと思います。続きは近日中！
※近いうちに今の会社を退職することになりそうですので、経営者や採用担当の皆様でセールスやマーケティングの人材がいなくて困ってるんだよ、という方がいらっしゃいましたらぜひご一報を！