などと過去に何度も言われながら市場は長い長い間どんどんどんどん大きく成長してきたのですよね。

ここ最近はチャートを見るのも嫌で「塩漬け」覚悟という方が多いのではないかと思うのですが、塩漬けして美味しくなるものもたくさんありますから、本当に企業が成長すると見込んでいて長期的に上昇が期待できる場合、それは塩漬けではなく単なる長期保有ということであって失敗してしまったという心情になる必要はないと思いますよ。また長期投資をしていてしょっちゅう聞く話が、長い間、といってもたったの1年や2年程度放置せざるを得なくなった銘柄の株価が元に戻った途端にこわくて売ってしまい、結局何の利益にもなっていないというパターンですね。

わたしの場合中長期がものさしで最低半年~5年程度を想定しているのでそもそも市場が絶好調でない限り短期でやっておられる方にとってのいわゆる塩漬けになったものもたくさんありますがそんないい加減な方法だったのにこの十数年大きな損失はありませんでした。家も車も今ある資産も1歳の娘の17年後用大学進学費用も中長期の投資でほぼほったらかしにして築いたものです。さすがに今のような状況では儲かるはずもなく、半年前から絶賛含み損拡大中なので普通の方がびっくりされるような大量のワインを買うようなことは控えて大人しくしています。

自動車関連の仕事が増えて多忙です

先日はとある企業の関係者だけを招待した会があり、来場されていた世界的に有名なカーデザイナーの方にご紹介をいただいたのでいろいろとお話しをすることができました。←といってもほぼワインの話 とんでもなく素晴らしい車を手掛けていらっしゃる方で、わたしもその方のデザインが大好きなので「そういえば例の○○の発売をものすごく楽しみにしてます」と言いましたら「実は社内の諸事情でどうなるかわからなくなってきてまして・・・でもわたしはこの○○のような車を通してメーカーの表現を行っていくことが重要だと信じているのでなんとかやり遂げたいと思ってやってるんですよ」「僕がやってることはストックさんの仕事と相通じるものもありますし、自動車業界は今ちょっとおかしな方向に流れていってしまってますが(このあたりは急激なEV化やSUV全盛の背景についてのおはなし)お互い頑張ってやっていきましょう」とポンポンと肩を叩かれ、偉大な方なのに同志のように感じられて感激しました。写真も一緒にいろいろ撮っていただけたので雰囲気を皆さんにもお見せしたいものですが、上記のようなお話があったのと作品の中に公開できないものが写っていたりして「非公開でお願い!」ということでしたので「非公開」です。

この出会いのあと、もう会社に帰る時間ではなかったので同僚とバーに寄って一杯ビールを飲んでいたところ「そういえばストックさん、フェラーリの○○って知ってますか?実はうちのすぐ裏にある○○さんという方の家に停めてあるんですけどすごい珍しい車らしいですね」「あぁ、やっぱりね。先週前を通ったときこの車なんだろうと思ってカバーの下が気になってたんですよ、まさか○○だとはなぁ~日本に数台しかないような車(同仕様が)ですからまぁ見ることないですよね」「そんなすごい車なんですか!前にみかんをおすそ分けに行ったときに事前に電話してたのに家から出てこなかったんで車のボンネットに置いて帰ったらおまえそれだけはやめてくれって怒られました笑」

※「○○」とか、「とある」、などが多いので架空の話をしていると思われても仕方がないのですが、少しでも細かく書くとすぐどこの誰のものとかがわかってしまうような話をしています

Ferrari.comより

という1日が終わり、翌日は朝から社長に呼ばれたので会議室でいろいろ打ち合わせをしていましたら「実は前から言ってたX7(BMWの)買おうと思うんですよ、こんな厳しい時期なのに贅沢すぎるかなーとは思うんですが、これをモチベーションに今年は大きく飛躍したいなとも思ってまして」(昨日から車の話しが多いな・・・)「なのでBMWの営業の方に一応お話聞きたいんですが連絡しておいていただけませんか」ということでしたので連絡しましたら本社に連絡が行って「普通に注文すると製造まで日数がかなりかかると思うのでミュンヘンから特別な輸送体制でまっさきにお届けします」というお返事が。すごい!

BMW公式より

どうでもいいお話ばかりでしたがわりと日々こんな感じで自動車と密接に暮らしております。わたしの会社は自動車となんの関係もなかったのですがわたしが市場開拓と製品開発を行ったことで自動車の分野で知られるようになりました。そして前職がスマホ/車載カメラ関係だったこともあり個人の投資先もハイテク、そして自動車関連が比較的多いです。今はどちらも非常に厳しい状況に置かれてはいますが、業界の方々とお会いしてみなさんそれぞれの立場で頑張ってるんだなと思ってここ最近思いを新たにすることができました。来年は特に大きな問題さえなければイタリア→フランスにも行くことが決まっているので今年はコロナ後を見据えたリブートの年になりそうです。最悪の状況を迎えてきた米国株式市場もなんとか息を吹き返してほしいものですが数十年に一度というような歴史的修正が進む今の様子ですとトレンドが大きく変わるのには数年かかるのではないでしょうかね。とにかくまずは戦争が終わってほしいです。

おまけ

そういえば、ついこないだまで日本の自動車メーカーの役員だった方がヨーロッパから来日されていて(現社長・役員などの幹部は今も家族ぐるみの付き合いだとか)一緒に工場見学に行くため会社のレクサスで高速道路を2時間ほど走りました。とにかく2時間二人で喋りっぱなしだったのですがいろいろ情報交換をする中で成果もたくさんあり、この大物セレブからパリとロンドンで紹介したいところがあるから連れて行ってあげるよーと約束してもらうこともできました。こちらは年が明けてからのお話となります。

UXは日本で使うにはサイズ感がとてもいい

個人的には次の車にヤングタイマーと呼ばれる古すぎないクラシックカーを買いたいのですが、もうADASの載っていない車には長距離で乗りたくないなと最近思うようになってきましたね。とにかく高速道路ではブレーキに軽く足を置き、ハンドルに手をかけて注意さえしていれば料金所以外ほぼストレスがありません。速度調整は時々ステアリングのボタンを指でカチカチ。アダプティブクルーズコントロール、レーンキープアシストなどで相当快適に移動できます。

もうひとつADASの恩恵があると思うのは、ずーっと高速道路を走っているとあおり運転とまではいかないものの後ろからわけのわからない詰め方をされたり割り込みをされてカチンとなり、だんだん熱くなってきて巡航速度が上がってしまうことってありますよね、しかしアダプティブクルーズコントロール(レクサスの場合は名称がレーダークルーズコントロール)を作動させていると自分の意志でスピードを調整する必要がなく、抜きつ抜かれつを一切考えずに高速道路を走り切ることができます。使うドライバーにもよるでしょうけど、楽であるだけではなく安全でもあることは間違いないです。

ですが、これがAVとなったらいったいどれほど車での移動が快適になるのかと想像すると自動運転に関する技術への期待が大きく高まります。早く日本でもL3が普及して数時間の高速道路の運転(AVの場合運転ではなくなりますが)が楽になってくれるといいなと心から思います。運転の楽しみがなくなると思う方も多いでしょうが、車の性能が高すぎてどのドライバーにも使いこなせないはずなのにみんな飛ばしすぎです。それゆえに死亡事故が増えているわけですからいのちを守るために自動運転は普及すべき、というのがわたしの持論です。

さていよいよポールスターはDe-SPACへ。考えうる限り最悪のタイミングですが気が向いたときにちまちま買い集めた約2,000株が月へ飛ぶことを祈ります。

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