わたしがテスラに次いでポジションを積み上げてきたセールスフォース・ドットコムですが、いろんなところをのぞいてみると株を買っている皆さん、セールスフォースがなにをやっているどんな会社なのかほとんど知らないまま投資しているんですね、「セールスフォースっていいの?」「将来性は?」「今朝買ったんだけどまだ上がりますか?」などという書き込みが多数。CRMに限らずいつも思うのは、せめてちょっとぐらいは、
買う前に調べましょうよ?
セールスフォース・ドットコムは1999年にオラクル出身のマーク・ラッセル・ベニオフによって設立された、CRMなどのクラウドサービスを提供する企業では世界シェア1位の会社です。セールスフォースのサービスは大掛かりなハードウェアやシステムを新たに構築する必要がなく、月額費用を払えば顧客管理、売上管理、案件管理などの機能を使うことができます。セールスフォースを使い始めた企業でよく耳にするのが「EXCELで各自が管理する手間が一気に省けるようになって楽」ということ。なんとなくわかっていただけるでしょうか。
詳しい情報はどこにでも載っているのであえてここには書きませんが、わたし自身の経験では他社の同様のサービス、たとえばマイクロソフトのDynamics CRMなどに比べて使いやすく優秀だと思います。この使いやすさというのが実は非常に重要で、人によっては「いや、使い勝手なんて抽象的な特長っておかしいでしょ、そんなの真似すればいいだけじゃないの」と思ってしまうのですが、それこそが見当違いというもの。MS製品はWindowsやOfficeユーザーにとっては慣れているから使いやすい、と言われていますがわたしはそうは思いませんでした。
CRM株については昨年の持続化給付金の受付システムがセールスフォースであることを知ってから興味を持ち始め、ちょうど1年ぐらい前から取り組んできました。申請システムのURLにSalesforceの単語を見つけ即検討開始。取り組んできたと言ってもただ買ってまた買って放置しているだけですが。
株価の状況
昨年、2020年の8月に上場来最高値の284.5ドルをつけてからじわじわ落ちてきているのが現状で、先週金曜日(5月7日)の終値は前日比マイナス0.71%の216.5ドルと最高値からは70ドル程度の下落となっています。チャートは引き続きよろしくなく、200ドルぐらいまでの下げはまだまだじゅうぶん考えられる勢い。しかし、今は大きなチャンスだと思います。