LiDAR Vision

EV、自動運転など自動車を取り巻く環境が激変しており、TESLAも相変わらず熱い今日この頃です。わたしはTESLAの株をそこそこ高値圏でも買っているので自動車業界で次のTESLAを発掘したいのですが、なにせ注目を集める次世代の技術が乱立していて何が次にやってくるか難しいですね。

現在保有しているルミナー・テクノロジーズ(LAZR)も次世代技術の開発を行う新興企業で、SPAC上場のひとつです。ADAS(先進運転支援システム)周りで大ブームになっているLidar(Light Detection and Ranging)ビジネスで最も注目を集めている会社だと思います。

このルミナー、技術の先進性も話題なのですが最も投資家の心をくすぐるのは、ルミナーを立ち上げたFounder & CEOのオースティン・ラッセルが歴史上類を見ない若手のビリオネア起業家だということです。これがTESLA率いるスーパービジネスマン、イーロン・マスクのカリスマ性を連想させます。ラッセルについてはいろんなメディアなどが取り上げているのでここではあえて書きませんが、このラッセルを支えるブレーンがまたすごいメンバーです。

ハイテク企業の投資で有名なピーター・ティール、1987年に設立されたプライベート・エクイティ・ファンドのゴアズ・グループを率いるアレック・E・ゴアズなどがルミナーを支援しており、資金調達においては万全の体制。儲ける気満々の布陣です。

主な役員は次の通り。

Austin Russel Founder, CEO いわずもがな、の天才エンジニア

Thomas J. Fennimore CFO ゴールドマン出身の財務畑

M.Scott Faris CBO(Chief Business Officer) 起業家、いわゆるプロ経営者

Jason M. Einchenholz Co-Founder, CTO 起業家、ルミナー創業当初から9年目

わたしは30ドル付近で少しお試し買いを始めたものの、その後株価は下がるばかり。何度かに分けて買い増ししていった結果20ドルで多めに買って平均価格はかなり下がり平均20ドル前半でそこそこのボリュームを保有することになりました。現在の株価は約20ドル、現状では結構大きく含み損を出しています。

ただし、ルミナーは既に時価総額が大きく膨らんでおり、売上も全く伴っていないため急激な株価上昇はむしろ必要ではなく、今後3年ほどかけて右肩上がりに上昇してくれたほうが長期投資にはいいと考えています。とはいえ見通しがないまま含み損を抱え続けるのはバカバカしいので保有し続けるモチベーションが必要。しばらくルミナー・テクノロジーズを掘り下げて分析していきたいと思っています。果たしてルミナーが激しいLiDARバブルを生き残る勝者になる可能性はあるのでしょうか。

続く

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です